2工場を集約し効率化 日東工器は7月1日、福島市に新しく建設した「東北日東工器 おおざそう工場」の竣工式を執り行った。同社は業務効率化などを目的に、機械工具を製造するメドテック工場(山形市)と電動ドライバや建築機器を製造 […]
ARサービス「メーカーパーク」を開発
長谷川工業
営業効率、受注精度を向上
長谷川工業(大阪市西区、06-6446-1845)は、ⅰPhoneの画面上に製品を映し出して、実際のサイズなどを確認できるウェブAR(拡張現実)サービスを開始した(写真)。はしごや脚立だけでなく、他社製品にARの活用を広げることで、販売店の受注確率の向上や、働き方改革を後押しする。
同社は今年5月専用のQRコードを読みこむと、ⅰPhoneの画面上に、実寸のはしごや脚立、作業台などを写し出せるARサービスを開始した。ブラウザ対応でアプリをインストールする必要もなく、製品を映し出せる。サイズなどに関する打ち合わせや製品決定までの時間短縮につながっているという。
10月からメーカー限定のウーブARサービス「メーカーパーク」を開始した。メーカーの自社製品の現場設置イメージをAR化する仕組みを構築。1商品からの提供もできるようにするなど導入しやすくした。幅広い商品でサービスを使えるようにすることで、商品決定までの時間短縮や業務効率の改善を通じ、働き方改革を支援する狙いだ。
販売店での営業効率改善につながる可能性も高い。長谷川工業のARを活用したことのある販売店に実施したアンケートでは、担当者1人当たりの1日の営業時間は2・2時間削減でき、経費も3000円以上削減できたという。また、85%以上が「受注確率が高ま
りそう」と回答している。
長谷川義高副社長は「当社製品だけでなく、幅広い製品でARが活用できれば、これまで以上に販売店の営業担当の営業の効率アップにつながるはず」としている。
日本産機新聞 2019年11月5日
人手不足や自動車の電動化など、製造業を取り巻く環境は大きく変化している。時代の変遷に対応し、販売店やユーザーをサポートするため、卸商社は独自の戦略を強化する。新商材の開拓やコト売り、デジタルツール活用や社内体制の改革など […]
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