「創業95年を自身の集大成に」 –展示会開催の理由は。 創業90周年の際はコロナ禍で何もできずにおわってしまった。しかし、私の年齢を考えると、100周年までは少し間が空きすぎる。そこで、長年ご指導いただいた平 […]
山久 創業95周年を記念して総合展示会「山久万博2026」を開催
最新の生産技術やトレンド展示

機械工具販売店である山久(滋賀県長浜市、0749・63・6611)は創業95周年記念事業の一環で同社初の総合展示会『YAMAKYU EXPO2026(山久万博2026)』を滋賀県立文化産業交流会館(滋賀県米原市)で開く。国内の製造業は人手不足による自動化・省人化ニーズに加え、暑さ対策に代表される現場の環境改善・作業支援といった課題に直面している。同社は創業95周年という節目に、最新の生産技術やトレンド商材を一堂に集め、ユーザーに見て・触れて・体感できるブースを多数用意し、現場の課題解決に取り組む。
「95周年を自分の集大成と捉え、次世代に何かを残したい」と語るのは実行委員長の虎山勧専務。展示会テーマは『未来へつなぐ95th Anniversary』に設定。時代性を取り入れ、即売展示会ではなく、同社が何に取り組んでいるのか、ユーザーに今後の事業や設備投資の参考となる最新技術を披露する展示会にこだわった。
出展ブースは「精密加工&測定技術」「オートメーション」「FA&省力化機器」「流体制御&エナジー」「熱中症対策」「作業支援&現場改善」「ライフ&ウェルネス」と7つのテーマゾーン別に分かれ、工作機械から切削工具、工作機器、測定機器、FA機器、物流や省力化機器、流体関連、空調機器など現場で求められる最新の技術・製品を展示。「会場内は入口と出口の場所を変え、来場者にすべての企業ブースを見て、会場一周してもらえるように導線も工夫しており、見て・触って・体感できるブースにこだわった」。会場中央には商談スペース、会場外にはキッチンカーも用意している。
また、展示会に併せて各種セミナーも開催する。テーマはミツトヨの「正しい測定工具の使い方」と、「夏本番!現場を守る熱中症対策セミナー」を開く。特に熱中症対策は山久独自のセミナーで、同社社員が講師役となり、空調工事や地中熱利用の納入事例、熱中症対策のノウハウを紹介する。「独自セミナーは新しいチャレンジだ」と虎山専務。同社は10数年前から工事案件を含めた熱中症対策の空調ソリューション事業に注力し、現場把握、機種選定、工事見積まで独自で出来るまでに成長。「今後の販売店は付加価値を付けた提案が重要だ。工事案件も含めたソリューション提案できる商社を目指す」とこれまでにない新たな付加価値作りに取り組んでいる。
来場者数は2日間で1000人を目標とした。今回は、近隣の大学にも声をかけ、学生に機械工具業界を知ってもらう機会にしたいと次世代を意識。虎山専務は「当社は滋賀県全域に営業展開できる環境を整えている。次は次世代の社員に託すが、夢は大きく、関西圏でも力を発揮できる商社を目指してもらいたい」と未来を見据る。そうした意味で同展示会は創業100年以降を見据えた新たな挑戦の始まりだ。



日本産機新聞2026年5月5日号
創業95周年記念事業として開かれる山久万博では工作機械、切削工具、工作機器、測定機、空調機器、油空圧、管工機材などの様々なメーカーが最新の製品や技術を披露。機械加工はもちろん、人手不足が顕在化している品質管理、熱中症対策 […]
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