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研磨のロボ化を提案 スリーエムジャパン
愛知産業と提携
スリーエムジャパン(東京都品川区、03・6409・3800)はこのほど、研磨作業のロボット化を提案していくと発表した。産業機械商社の愛知産業(東京都品川区)と提携し、同社の自動ならい研削装置とスリーエムの研磨材を組み合わせて販売する。溶接分野を中心に売り込んでいく。
溶接後のビード除去などの研磨作業は熟練ノウハウが必要でティーチングが難しく、ロボット化が進んでいなかった。また、研磨材が目詰まりを起こしやすく、機械化しにくいという課題もあった。
スリーエムの研磨材は、他社製品に比べ大幅に研削性能が持続するなどロボット化に適している。以前から自動研削ならい装置「AKグラインダ」を販売し、プログラミングなど自動化のノウハウを持つ愛知産業と提携することで、研磨のロボット化を提案する考え。
「ロボット研磨市場に本格参入し、市場を拡大していきたい」(日西勝事業部長)とし、2021年には研磨材の売上を18年の5倍に引き上げることを目標にしている。
日本産機新聞2019年1月5日号
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