2026年10月11日(日)

微細加工工業会が発足 展示会に共同出展

技術交流や情報発信

 微細加工に強みを持つ中小加工メーカーや機械、工具メーカーなどが参加する微細加工工業会が発足し、11月16日に設立総会を開いた。セミナーや大学など研究機関との情報交流、展示会への出展を通じ、日本の微細加工技術の強化と、世界中に最先端技術を発信する。

戸田会長

 発足時の会員企業は22社で、会長には精密鋳造のキャステム(広島県福山市)の戸田拓夫社長が就任した。副会長は精密樹脂金型の狭山金型製作所(埼玉県入間市)の大場治社長、精密樹脂型や成形品を扱うhakkai(新潟県南魚沼市)の関聡彦社長で、会計監査には超精密金型部品のワークス(福岡県遠賀郡)の三重野計滋社長が就いた。安田工業や碌々産業などの工作機械メーカーや、切削工具では日進工具なども参画している。

 活動としては、1月に東京で開かれる微細加工EXPOに共同出展するほか、年2回程度を展示会に出る予定。微細のニーズとシーズを探るため、東京大学の生産技術研究所などと定期的に情報交流会を開く。

 投資ファンドの東京大学共創プラットフォームとも連携して、企業への投資などの支援も行う。定期的な工場見学会で交流を深めるほか、微細加工が広く認知されるためにフラッグシップとなる試作品なども作る考えだ。

 戸田会長は「精密加工の尖がった企業が結集することで、世界でも難しい課題に挑戦する集団を作りたい。工作機械や測定工具メーカーにも参加頂くほか、東京大学、京都大学にも協力してもらえるようになった。会員企業が課題やテーマを持ち込むことで方向性を見いだせるなど、有意義な会にしていきたい」としている。

日本産機新聞 平成30年(2018年)12月5日号

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