成功への道を考える/失敗も重要 プロ野球で名将と言われた故野村克也監督の弁として有名になったが、昔から「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言われる。負け(失敗)には負けたなりの理由と原因があり、それを見な […]
金型設計支援ソフト ミスミが無料提供
ミスミグループ本社は、金型の設計作業を軽減する支援ソフト「モールド・エキスプレス」の国内での無料提供を開始した。部品の選択から設計、部品表作成までを一気に行え、設計作業全体を軽減できる。
モールド・エキスプレスは同社のプラスチック型、プレス型の標準カタログに掲載している全部品情報を持つ。部品選定する際、型図、型番、履歴など豊富な検索機能で、瞬時に部品情報やCADデータが得られる。
連携しているCADではツールバーにモールド・エキスプレスを表示でき、わざわざ部品のCADデータをダウンロードする必要がないので、ストレスなく設計ができる。また、部品の長さや径などのデータを入力すれば、自動で型番も生成し、部品表まで一気に作成できる。このため、部品表作成時での記入ミスによる誤発注を防げるほか、受注システムとも連携しており、価格と納期まで確認できる。
現在対応しているCADはAutoCAD、NX、Solidworks、Pro/Eだが、同社では「対応CADは増やしていきたい」としている。
また連携していないCADでも、部品データをIGESなどの中間フォーマットに落とし込むこともできるので、設計の効率化につながる。
同ソフトは2012年日本に先立ち海外で無料配布を開始。現在では3万社5万人が使用しており、海外の大手ユーザーでは設計時間を5割改善した事例もあるという。
日本産機新聞 平成27年(2015年)8月5日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
8月から特別キャンペーン開始/次世代パイプマシン披露 創業100年を迎えて。 今年4月1日から創業100周年の特別な年が始まり、モチベーション高く、ワクワクした時を過ごしている。これまで当社を支えてくれた社員(国内外含め […]
「高速回転かつ長時間連続運転」 カム技術を応用した自動化機器を手掛けている三共製作所(東京都北区、03・3800・3305)は脆性材加工の高精度・高能率化に貢献する研削加工用円テーブル「Precision Spin Ta […]