シン・提案力を強化 2026年1月にジーネットとマルカが経営統合し、「ユニソル㈱」が発足する。同時に、フルサト・マルカホールディングスも「ユニソルホールディングス㈱」に商号変更する。その目的・目指す成果などをフルサト・マ […]
JIMTOFいよいよ
国内最大の工作機械の国際見本市「JIMTOF2014」が10月30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕する。5軸や複合加工機の新製品に加え、金属3Dプリンタが多数紹介される。使いやすさを追求したCNC装置や、うまく機械を使いこなす知能化技術などの先端技術が出そろう。難削材対応の切削工具や、自動化や多軸仕様の治工具なども注目を集めそうだ。
JIMTOFの会期は11月4日までの6日間で、865社(9月末現在)のメーカーらが先端技術や新製品を披露する。小間数も5083小間と東京開催では過去最大規模で、約13万人の来場者が見込まれている。
工作機械では5軸加工機や複合加工機に加え、注目を集めそうなのが金属3Dプリンタだ。既に5社以上のメーカーが展示を予定している。一方で、機械を賢く使いこなす知能化技術や、タブレット感覚で使いやすいCNC装置などのソフト面の充実も今回のみどころだ。自動化や省力化技術では、人と一緒に働ける協調型のロボットなども注目を集めそうだ。
切削工具はあらゆる加工ニーズに対応した製品が出そろう。中でも、テーマの一つとなりそうなのが難削材対応工具。ステンレスに始まり、インコネル、チタン、高硬度材など高付加価値のワークを削る最新の工具が多数出展される。
工作機器では、多軸対応の治具のほか、傾斜円テーブルを活かした生産性の向上など加工効率改善の提案が多くみられる。また、治工具とロボットを組み合わせた自動化システムなども展示される。
もちろん、工作機械や工具、治具だけでなく、測定機器やソフト、機械要素部品、砥石などの製品も充実。各社とも次の中核となる先端技術や加工技術を積極的に提案しており、近未来のものづくりのトレンドを体感できる絶好の場となりそうだ。
日本産機新聞 平成26年(2014年)10月15日号
[ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事
海外のアフターサービス強化を推進 回転センターメーカーの二村機器は各種パーツ交換や交換後の精度調整などアフターサービスを充実させることで、長く製品を活用してもらい、イニシャルコスト削減やSDGsに貢献している。 「昨今、 […]
簡易点検や廃棄の手間ゼロに 業務用のスポットエアコンでは冷媒としてフロンガスを採用しているために、定期的な簡易点検や、廃棄時にガスを回収する手間やコストがかかる。それらの作業を手間だというユーザーは多い。 今春にスイデン […]