2022年12月6日(火)

【特集】労働安全の最前線 ー「Safety2.0」とはー

ICTを活用した安全対策

安全への取り組みの進化

人と機械の協調安全

ICT(情報通信技術)を活用し、人と機械の協調安全を図る技術的な方策「Safety2.0」が注目を集めている。日本発の考え方で、IoT、AI、クラウドなどの技術を安全対策に利用できないかという発想から生まれた。「Safety2.0検討委員」が2015年に発表した。

では、2.0に至るまでに、安全への取り組みはどう進化してきたのか。当初の取り組みである「Safety0.0」は、人の注意力や判断力によって安全を確保した。この方法では、機械と人と共存領域で事故リスクが高かった。

その次の段階である「Safety1.0」では、機械の持つリスクに対し、機械に安全対策を施すことなどで安全を確保。機械自体のリスクを下げると同時に、人と機械を隔離した。これにより、人と機械の共存領域を撤廃し、安全レベルを引き上げた。

近年では、協働ロボットなどで、人と機械が共存する現場が増え、1.0の取り組みだけでは、対応が難しいケースが増えている。これをカバーし、協調安全を図るのが2.0だ。

ICTを活用し、ヒト・モノ・環境の密な連携を実現。これにより、人と機械の共存領域の安全を確保できる。また危険な領域をICTで特定、運用することで、機械の停止時間短縮を図るなど、生産性の向上にもつながる。実際に、ルポで見たように、VRやメタバースなど新たなデジタルツールを活用した2.0の動きは広がっている。

関連特集記事は、以下のリンクから

製造現場での労災の現状

労働災害で最も多い5つのケース

現場を訪ねて

作業者の安全守る注目製品

日本産機新聞 2022年9月20日

[ 日本産機新聞 ][ 特集 ] カテゴリの関連記事

【連載企画:イノフィス、次なる戦略②】折原  大吾社長インタビュー
作業や業界に特化した製品開発

イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]

TONE 本社を河内長野工場に移転

TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]

エヌティーツール 福岡県筑紫野市に九州事務所を開設

ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]

トピックス

関連サイト