山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]
DMG森精機 奈良商品開発センタ始動
デジタルなど先端技術の開発拠点

東京と2本社制に
DMG森精機はデジタル技術や機械要素など先端技術の開発拠点である「奈良商品開発センタ」(奈良県奈良市三条本町2‐1)を稼働させた。同時に愛知県名古屋市にあった本社を奈良市に移転し、東京グローバルヘッドクォータと2本社制を導入。災害やサイバー攻撃などリスク管理を図り、事業継続体制を構築する。
奈良商品開発センタはローカル5Gを活用し、工作機械やAMR(自動搬送ロボット)との連携、生産現場の自動化につながる製造支援アプリケーション「TULIP」、稼働状況や加工中の状況を見える化するセンシング技術の開発や試験ほか、主軸に搭載されるモータなど機械要素部品などの先端技術を開発している。
さらに、人材開発・育成の拠点となり、女子大学初の工学部を設置した奈良女子大学と提携し、技術者育成の場として実習など支援を行っていく。
森雅彦社長は「奈良県は教育水準も高く、女性やシニアエンジニアが活躍できる場を目指す」と語り、今後の研究開発や人材開発に意欲を見せた。
同社は今後、奈良県への投資を活発化させる予定で、奈良事業所で行っているシステムソリューション工場を強化するほか、関連会社であるマグネスケールの新工場の建設も視野に入れている。
日本産機新聞
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