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シュマルツ 真空グリッパーシステム
多様な段ボールに対応
ロボットハンド一式提供可能

真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区、045-565-5150)は今年5月に「パレタイジング・デパレタイジング向け真空グリッパーシステム」を開発した。同社の真空グリッパーは産業用ロボットのハンド部分に取付けて、吸着パッドやスポンジを利用してワークを把持する。多様な運搬物に対応する物流現場の課題解決に貢献する。
同システムは多様な段ボールのパレタイジング・デパレタイジングが主な用途。一般的な産業ロボットに対応するフランジ、プレート、真空グリッパーを一式で提供できるのが特長だ。標準的な搬送難度の段ボールから上面把持だけでは壊れてしまう段ボールまで、それぞれに対し最適な仕様を選定。顧客の要望に応じて、設計から製作、テストまで同社が全て請け負うことにより、搬送システム導入時の間接費を削減することができる。
カスタマイズ製品だが、同システムで使用するパーツは標準化されているため、短納期で提供ができる。これにより設計、製造にかかる期間の短縮につながる。
オプション仕様として従来の上面把持に加え、2つの側面から吸着が可能。上面、側面合わせて最大3面から把持することができるため、壊れやすいワークでも変形させずに安定した搬送を実現する。ゲッテゲンス・アーネ社長は「3つの面から把持する真空グリッパーは他にない」と話す。
今後はロボットSIer(システムインテグレータ)に対し、ロボットハンド一式で提供できることを周知していく。「ミシン目入り段ボールなどの搬送が難しいワークに対応できることも合わせてアピールする」(ゲッテゲンス社長)。
9月13日から東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展」では、ロボットに装着された真空グリッパーによって段ボールの搬送作業を実演する。ゲッテゲンス社長は「展示会で搬送作業をお披露目するのは初めてなので、ぜひ会場でご覧頂きたい」と語った。
日本産機新聞 2022年9月5日
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