日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
MAZIN 切削工具AI管理システム
高精度な異常検知

AIスタートアップのMAZIN(東京都台東区、03-5981-8078)が提供する「切削工具AI管理システム」は、切削加工時の加工異常、工具交換のタイミングをAIによって自動で検知することができるサービスだ。量産品の切削部品に適しており、不良品の防止、工具費用削減などにつながる。
同サービスは、電流センサデータから、加工時に工具にかかる負荷をリアルタイムで取得。取得したデータをAIが分析し、工具別の加工波形を学習することで、異常の発生や工具の摩耗を予測できる。異常検知の精度が高いことに加え、しきい値の設定も不要だ。
同社が開発した外付けシステムを工作機械に接続するだけで簡単に導入可能。サービスの利用方法はクラウド、オンプレから選択できる。契約期間で料金は異なるが、年間1ライセンス80万円で5台分の機械まで利用可能となる。
同社は先月、第三者割当増資で4億円の資金を調達し、切削加工の条件調整やプレス加工の異常検知など対応できる技術を増やしていく。角屋貴則社長は「サービス拡充に加え、現在提供しているサービスの更なる改善にも取り組んでいく」と話した。
日本産機新聞 2022年8月20日
供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]






