三洋工具(東京都品川区、小野昌晴社長、03・3490・6821)はこのほど、軟質ゴムの切削加工に特化した超硬エンドミル「VMQE」を開発・新発売した。シリコンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなど多様な素材に対応する。 […]
松浦機械製作所 5軸MCを刷新
送り速度を高速化

松浦機械製作所(福井県福井市、0776-56-8100)はこのほど、5軸制御立形マシニングセンタ「MX‐850」を刷新し発売した。傾斜軸と回転軸の早送り速度を高速化し加工時間を短縮した。オプションのフロアパレットシステムなどで自動化や無人化のニーズに応える。
MX‐850は、傾斜・回転軸の送り速度を高速化し、従来機と比べてサイクルタイムを8%短縮した。主軸の最大回転数は毎分1万2000。加工できるワークの最大寸法は直径850㎜×高さ450㎜。
生産現場の人手不足に対応するため変種変量生産や長時間無人運転を実現する自動化オプションもラインアップ。フロアパレットシステムや工具マガジンを搭載することで省スペースの自動化システムを構築できる。
機械の稼働状況をNC画面で見える化した「稼働状況監視機能」とオプションの「Matsuura Remote Monitoring System」との組み合わせにより、異常停止や不具合を把握できる。
MXシリーズは5軸加工の入門機として2010年に販売を開始。MX‐850をはじめラインアップを4機種に拡大。今回9年ぶりにMX‐850をモデルチェンジした。
日本産機新聞 2022年8月20日
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