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東京精密 プライベートショーで新型のX線CTを披露
全国4拠点で同時開催

東京精密(東京都八王子市、042-642-1701)は7月21、22日の2日間、同社土浦ショールーム(茨城県土浦市)など全国4拠点でプライベートショーを開催した。新製品のシャフト形状測定機や計測用X線CT装置などを披露。ユーザーを中心に約600人以上が来場した。
土浦の他、名古屋、大阪、八王子の同社ショールームで開催した。4拠点で同時に開催するのは初めて。会場での展示に加え、セミナーや実機デモンストレーションはオンラインでも配信した。
土浦と名古屋のショールームでは、今年2月に独・イエナオプテック社と提携し、新たに同社製品ラインアップに加わった光学式シャフト測定機「Shaftcom(シャフコム)」を展示した。内蔵のラインスキャンカメラとイメージセンサによって、円筒形状部品の寸法や真円度などを短時間で測定できる測定機。タッチプローブによるキー溝評価も可能。測定精度は長さ方向で2・6μm、径方向で1・0μmと、「三次元測定機の接触式測定と遜色のない精度を実現する」(マーケティング室小野睦室長)。
一方、大阪ショールームには、新型の計測用X線CT装置「ZEISSMETROTOM1」を国内で初めて展示。測定範囲がφ165㎜、高さ140㎜のエントリーモデルで、既存の「1500」や「800」に比べ、費用対効果が高く、導入しやすい。樹脂部品やアルミ部品などの測定工数の削減などを提案していく。セミナーでは、実機によるデモを行い、各種機能や測定までの流れなどを紹介した。
加工不良の原因となる切粉の噛み込みを検知する振れ検出システムの新型なども展示した。
日本産機新聞 2022年8月20日
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