2024年4月23日(火)

東京精密 イエナオプティック社と提携

Shaftcomを披露

非接触かつ高速に測定可能

東京精密(東京都八王子市、042-642-1701)は5月25、26日、土浦計測センター(茨城県土浦市)で光学式シャフト形状測定機「Shaftcom (シャフコム)」のオープンハウスを開催した。シャフコムのテクニカルセミナーと実機見学会、その他新製品のフリー見学会を実施した。

同社は今年2月、独・イエナオプティック社と光学式シャフト形状測定機の日本国内における販売、保守サービスに関するライセンス契約を提携。「Shaftcom」を新たに製品ラインアップに加え、販売を開始した。

「Shaftcom」はシャフト形状のワークの測定に特化した光学式測定機。ラインスキャンカメラで寸法公差と幾何公差を非接触かつ高速に測ることができる。また、優れた耐環境設計で生産現場への設置も可能。「加工したワークを生産環境下ですぐに測ることができるため、歩留まり率の改善にもつながる。また測定機メーカーとして創業当時から培ってきた「測る」技術とサービスノウハウがあるため、導入から日常の測定、アフターサービスまで安心してお使いいただける」(技術部門小早川氏)。

操作性にも優れ、多様な測定項目を直感的に評価できる。接触式プローブ付属機もラインアップしており、カメラで測定できないキー溝や穴などの寸法測定にも対応する。

オープンハウスでは、三次元座標測定機や表面粗さ・輪郭形状測定機などの製品も展示された。特に微小な内部欠陥を可視化できるX線CT装置や、昨年発売の新型表面粗さ・輪郭形状測定機などが来場者の注目を集めた。

日本産機新聞 2022年7月20日

[ 日本産機新聞 ][ 測定工具 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

【連載企画:イノフィス、次なる戦略②】折原  大吾社長インタビュー
作業や業界に特化した製品開発

イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]

TONE 本社を河内長野工場に移転

TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]

エヌティーツール 福岡県筑紫野市に九州事務所を開設

ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]

トピックス

関連サイト