2025年12月3日(水)

タナカ善 設立70周年迎える

 時代の変化に対応

顧客に役立つ商社を目指す

タナカ善(京都市伏見区、075-612-6900)は設立70周年を迎え、ウェスティン都ホテル(京都市東山区)で記念式典祝賀会を開き、工作機械や切削工具などメーカーや顧客であるユーザーが多数出席し、70周年を祝った。同社は自社展示会の京磁マシン&ツールソリューションフェアをはじめ、彦根営業所と本社に工作機械を備え、加工テストが行えるマシンツールセンター(MTC)を開設。工作機械や切削工具のトータルアドバイザーを掲げ、地域密着の専門商社として体制強化を図っている。

登壇した田中善隆社長は「本来は昨年に祝賀会を行う予定だったが、コロナ禍で延期となった。今回も開催するか悩んだが、皆様の声が後押しとなり開催できた」と出席者に感謝を述べ、「皆様のおかげで歩んでこれた。環境は大きく変化し、人手不足で自動化や省人化が急務で、当社も工作機械ほか、自動搬送ロボットにも取り組んでいる。商社にとって時代のニーズに対応することは必須条件。ただ、根底には人と人との結びつきがあり、お客様からタナカ善から買って良かったと言ってもらえるのが1番の喜び。今後もお客様のために何が出来るかの精神を持ち、末永く関わっていきたい」と今後の抱負を述べた。

日本産機新聞 2022年1月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

ユーテック 水性切削液「アクアブルー」を実用化へ

従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]

【Innovation!】バリレス工具

精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]

2025国際ロボット展 過去最多の出展者で産業ロボの新製品やAIの新技術が一堂 

15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]

トピックス

関連サイト