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冨士精密 新たな実験室を稼働
ナットなどテスト環境を強化

ゆるみ止めナットのメーカーである冨士精密(大阪府豊中市、06-6862-3112)はユーザーの課題解決やソリューション提案を図るため、ボルトやナットのゆるみ評価が行える実験室の設備強化を図り、締結に関する計測や材料強度試験など小物から大物まで試験内容の幅を広げ、デジタルによるデータの整理や管理ができる『新・実験室』の運用を始めた。
従来、ボルトやナットのゆるみ評価はNAS式高速ねじゆるみ試験機で行う。同社は2017年から試験機の大型化を進め、さらに、21年8月にはねじ締付け特性試験機2台を新規導入。ボルトやナットの締結に関する諸データを計測することで、VA提案や改善活動に活用でき、測定が可能なサイズはM3~M75まで対応できる。
また、デジタル式アムスラー引張試験機1台を新規導入。最大荷重50tまでの大型ワークに対応しており、材料強度試験などの実施幅を広げる。さらに、新規開発案件の試作製作時間短縮を図るため、3Dプリンタや簡易旋盤も新たに導入した。
同社では営業活動やホームページなどを通じて実験室の認知向上を図ると共に、実験室の名称変更も検討。今後はユーザーの要望に応じて設備の増強を進めるとしている。
日本産機新聞 2022年1月5日
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