既存顧客を大事に、持続成長目指す 「地道に『三井ファン』を増やし続けたい」。そう話すのは、今年6月に三井精機工業の社長に就任した那須要一郎氏。「既存のお客様を大事にしながら、永続できる会社にするのが自らの役目」という。 […]
オムロン モバイルロボマネジメントソフト
短期間立ち上げ・複数機種を制御

オムロンは、モバイルロボットのマネジメントソフトウェア「Flow core」の提供を9月1日から開始した。
フリートシミュレーション機能により実際にモバイルロボットを設置する前に、デジタル空間上で複数台のモバイルロボットのワークフローと走行量をシミュレーション。潜在的なボトルネックを特定するなど、短期間でワークフローの最適化、立ち上げまでの期間半減を可能にする。
また、可搬重量の異なる複数タイプの同社製モバイルロボットを統合的にコントロールすることができる。導入後も走行データの収集・可視化、ボトルネックの特定が容易にできる事から、導入時に狙った効果とのギャップが見える化でき、走行効率の改善が可能となる。もちろん、複数階にまたがる運用も可能。
同社のモバイルロボットは世界40カ国で数千台が稼働しているが、既存のソフトを「Flow core 2・1」にアップデートすることで、既に導入済みのロボットでも利用することができる。今年度中にライセンス数を倍増させたい考えだ。
多品種少量生産・多段取りの製造現場で、様々なサイズ・量の搬送をモバイルロボットに移管することで、搬送リードタイムを80%削減できると共に、人はより付加価値の高い仕事ができ、製造現場の高付加価値化が図れることになる。
日本産機新聞 2021年9月20日
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
ミスミグループ本社は9月19日、同社が提供する間接材の調達コスト削減サービス「MISUMI floow(フロー)」をグリコグループの製造部門を担うグリコマニュファクチャリングジャパンが導入したと発表した。食品業界での採用 […]
省エネ対策で電力費削減 工場内の電力量の3割近くを占めると言われるコンプレッサ。電力量の使用量を減らすには、省エネ仕様の機種や効率的な運用が欠かせない。こうしたニーズに対応すべく、インバータ搭載の省エネ機種、環境負荷を低 […]






