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工作機械2021年7月受注 前年比93.4%増
外需伸長、9カ月連続増加

日本工作機械工業会(日工会、稲葉善治会長・ファナック会長)はこのほど、2021年7月の工作機械受注額(速報値)が前年同月比93.4%増の1349億7400万円になったと発表した。外需が伸長し、9カ月連続で前年同月を上回った。
外需は前年同月比約2倍の914億9600万円となった。9カ月連続で前年同月を上回り、2カ月ぶりに900億円を超えた。「中国を中心に欧米も含めた全地域で回復が続いている」(日工会)。
一方、内需は434億7800万円と前月比2.6%減となったが、前年同月比は75.3%増となった。日工会は「半導体や自動車関連での回復に加え、6月同様、補助金採択案件での受注が内需を下支えした形になった」としている。
今年1~7月の累計受注額(速報値)は前年同期比約2倍の8370億6100万円となった。このペースで推移すると、21年受注額は1兆4000億円を超えることが予測され、19年の1兆2299億円を上回る。
日本産機新聞 2021年8月20日
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