2026年6月7日(日)

monolyst AIセールスプラットフォームに価格の自動出し分け機能

商流ごとの掛け率設定も自動化

スタートアップのmonolyst(東京都渋谷区、03・6683・4068)はこのほど、同社が提供する機械工具商向けAIセールスプラットフォーム「monolyst(モノリスト)」に価格設定を自動化する新機能を実装した。商流ごとに掛け率を設定できるほか、ファクス注文でも正確な販売価格を自動算出できるようにした。

ファックスでの注文もAI-OCRによって商流・納入先を判別する

新機能では一次店・二次店・納入先など商流区分に応じた掛け率をマスターデータとして管理できる。通常の取引では、一律の掛け率を適用しつつ、特定の製品やロット数量に応じ値段を設定することも可能で、細かい価格の出し分けに対応する。設定した条件は、モノリスト内で展開するウェブ受注システムにも反映され、取引先ごとに適切な価格が自動で表示される。

また、従来は発注元が記載した単価をそのまま参照していたファクス注文についても、AI -OCRによって商流や納入先を判別したうえで、マスターデータに基づいた販売価格を自動で計算。

価格管理が属人的になりやすい機械工具商の業務フローでは、過去の取引履歴やエクセルの特値管理表などを確認しながらその都度価格を算出するケースが多かったが、今回の機能で価格設定や確認作業の手間を削減するほか、受注時に正しい価格を自動で反映できるため、業務効率と処理精度の向上につながる。

展示会でプロダクトに見て触れる

同社は3月24日(火)・25日(水)に開催されるイプロス主催「AI/DX営業・マーケティング展」(東京ビッグサイト)に出展(コマ番号:5-10)。実際にプロダクトを体感できる機会となっている。

同社の濱田新也セールスマネージャーは「価格確認やデータ入力といった『ノンコア業務』は、本来、人が時間を割くべき仕事ではない。AIによりこれらの事務作業を自動化し、営業や受注担当者が本来の『コア業務』であるお客様への提案活動や関係構築に専念できる環境作りを支援したいと考えている。モノづくり産業の複雑な商習慣を熟知しているからこそ提示できる、実効性の高いDXの形をぜひ会場で体感してほしい」と呼びかけている。

日本産機新聞2026年2月20日号

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