2025年7月5日(土)

キトー ECサイトを立ち上げ

認定販売代理店向け

見積もり作業を効率化

キトー(山梨県昭和町、055-275-7521)はこのほど、認定販売代理店向けにECサイト「OWL(アウル)」を立ち上げた。ホイストやクレーンなど標準品の標準小売価格、納期、在庫情報を即座に確認できる他、見積書の自動作成も実現し、見積もり作業を効率化することができる。来春には補給部品の見積機能も追加する予定だ。

「OWL」にはチェーンブロックや、クレーン、ホイスト周辺機器など同社のほぼ全ての標準品(一部製品を除く)が掲載されている。希望する機種や台数を指定し、画面の指示に従って仕様を選択するだけで選定することができる。価格や納期の他、在庫情報が「○△×」で表示される。

これまで認定販売代理店が同社製品の見積もりを作成するには、都度問い合わせるか、価格表をもとに自分たちで算出する必要があった。回答までに2~3日ほどかかっていたり、高い製品知識が求められたりすることなどが課題となっていた。

「OWL」を利用することで価格、納期、在庫情報が即座に入手可能なため、見積もり業務の手間を軽減することが可能。また、製品知識の習得度によらず見積もり業務を行うことができる。

認定販売代理店には、IDとパスワードが発行され、入力することでサイトを利用することができる。現在、122社が認定販売代理店とされている。

2022年4月頃には製品見積もりだけでなく、補給部品(約6000点)の見積もりも可能にする予定。送り状もダウンロードできるようにする。デジタルマーケティンググループの森山隆太氏は、「『OWL』を利用することで業務効率を格段に向上させることができる。販売代理店と当社の両者にとってメリットが大きい」としている。

日本産機新聞 2021年7月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

裾野の広がり、多様な視点【現場考】

ギアチェンジは必要 日本能率協会の2023年の調査によると「管理職を目指したくない」と答えた一般社員の比率は77・3%で、5年前と比べ、5%も上昇したという。一般社員から見ると管理職が「魅力的ではない」と映るようだ。 「 […]

日伝  運搬支援ロボット「TugRos」を販売強化

資材の荷受け場などで人手不足に困っているが、プログラム設定が必要で高額な無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)の導入に二の足を踏んでいる。そんなユーザーに今人気なのが、日伝(大阪市中央区、06・7637・700 […]

MECT2025 過去最高の524社が出展

メカトロテックジャパン2025を主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052・732・2455)は6月5日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で出展者向けの説明会を開き、今回の出展者数は524社・団体、小間数は […]

トピックス

関連サイト