カーボンニュートラル実現に向けた動きが世界的に広がる中、製造現場でも省エネの重要性は増している。メーカーも電力使用量やCO2排出削減につながる製品の開発に力を入れる。オイルを使わないコンプレッサやエア漏れを可視化する製品 […]
山善 CO2削減、累計45万㌧突破
グリーンボールプロジェクト
山善が推進している環境関連ビジネス「グリーンボールプロジェクト」のCO2削減効果量が、累計45万1509トンとなったと発表した。
同社は2008年度から同プロジェクトを推進しており、20年度までの 13年間で延べ約10500社が参加。省エネ機器の普及を促進することで、持続可能な社会の実現を目指し、地球環境とエネル ギーの未来に貢献すること目指している。
同プロジェクトでは、同社が取り扱う省エネ機器が参加企業(販売店)を通じて工場や一般家庭へ販売・設置されることで、確実に見込まれる CO2削減効果量を集計して数値化。 20年度は 34319トン、13年間で累計451509トンとなった。これはユーカリの木の年間CO2吸収量に換算すると約5017万本分、また森林の年間 CO2吸収量に換算すると約51308ha分(東京ドーム約1・1万個分の面積)になるという。
同プロジェクトでは省エネ機器の拡販と併せて、環境優良商品(環境汚染防止機器や廃棄物処理・資源有効利用機器)の普及拡大により、快適で、安全な生産現場をサポートすると共に、環境保護活動も実施している。
今後も地球環境とエネルギーの未来に貢献しながら、参加企業による SDGs活動の推進もサポートしていく。
日本産機新聞 2021年7月20日
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