省エネ対策で電力費削減 工場内の電力量の3割近くを占めると言われるコンプレッサ。電力量の使用量を減らすには、省エネ仕様の機種や効率的な運用が欠かせない。こうしたニーズに対応すべく、インバータ搭載の省エネ機種、環境負荷を低 […]
工作機械、12カ月ぶり900億円超え −2020年12月受注額 −
内外需とも増加傾向続く

日本工作機械工業会(日工会、飯村幸生会長・芝浦機械会長)はこのほど、2020年12月の工作機械受注額が前年同月比9.9%増の990億5700万円になったと発表した。
12カ月ぶりに900億円を上回った。昨年の5月を底に緩やかな増加傾向が続いている。内需は318億4200万円と前年同月比14.6%減だった。一方で前月比は17.8%増と3か月ぶりに増加した。自動車や半導体関連で回復の動きがみられた。外需は前年同月比27.3%増の672億1500万円と19カ月ぶりに650億円を上回った。中国やインドなどアジアを中心に伸長した。20年の受注総額は、前年比26.7%減の9018億円と10年以来10年ぶりに1兆円を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞などが影響し、上期を中心に設備投資が抑えられた。
一方で、昨年5月を底に緩やかな増加傾向が続いており、中国市場の活況など今年半ばにかけてさらなる景気改善が期待される。日工会は年初に、21年の受注見通しを1兆2000億円としている。
日本産機新聞 2021年2月5日
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
出荷待ちの荷物も効率的に管理 ねじ卸大手のサンコーインダストリー(大阪市西区、06・6539・3535)の新物流倉庫が、東大阪市荒本北に完成し、10月1日に竣工式が執り行われ、14日より稼働を開始した。 新倉庫は敷地面積 […]
人の作業を幅広く再現可能に/26年以降、本格導入目指す 山善は、ヒューマノイド(人間に似せた形状の)ロボット向けに最適化された「ヒューマノイド・フィジカルデータ生成センター」の構築プロジェクトに参画する。今年4月から業務 […]






