2025年12月27日(土)

年頭所感 –日東工器 社長 小形 明誠–

省力・省人化向け開発

 昨年は新型コロナの影響を受け、日東工器グループにとって厳しい一年となりました。お客様ならびに従業員の安全を最優先として、在宅勤務や時差出勤等の感染防止策をいち早く導入する一方、社会貢献として、当社ポンプを搭載した携帯型吸引器「キュータム」やマスクを多くの医療機関に提供しました。

 このような状況下でも新製品開発は進め、水の流れを目視で確認できる「フローモニター」と家庭用エアマッサージ器「ドクターメドマー」がグッドデザイン賞に選ばれました。

 少子高齢化やウィズコロナの時代では、人が介在しない作業が求められます。自動機・ロボット対応製品のラインアップを増やし、省力化・自動化対応に積極的に取り組んでまいります。また、ホームページ、YouTubeやオンライン会議・商談等を活用し、新しいスタイルでの営業活動強化に努めています。

 今年も引き続き、省力・省人化に向けた開発に注力し、皆さまに喜んでいただける製品をお届けしてまいります。

日本産機新聞 2021年1月5日

[ 日本産機新聞 ][ 特集 ] カテゴリの関連記事

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

日立産機システム CO2削減量をクレジット化する新サービスを始動

日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

トピックス

関連サイト