2025年8月28日(木)

情報プラス+
トラスコ中山 中山哲也社長

考える癖をつける

○…「社員教育をどうするかが今後の課題だ」と話すのは、トラスコ中山の中山哲也社長。今年、健康経営を実践する企業を称える「ホワイト500」に3年連続で認定された一方、会社の仕組みや制度が整い、かつてに比べて仕事で鍛えられる機会が減少していることに危機感を抱く。

 ○…働きやすい職場をつくってきた同社だが、以前は過酷な労働環境で、「こんな仕事はまっぴらごめんだ」と思った時代もあったという。ただ、「この“まっぴらごめん”をどう解消するかを常に考えながら仕事に励んできたことで、体と頭は鍛えられたと思っている」。

 ○…だからこそ、これからの社員教育には一人ひとりが考える癖を付けられるような取り組みを進める。その一つが、「君ならどう考えるか」という問いを投げかけること。この繰り返しによって、「次世代を担う社員を育てていきたい」。

日本産機新聞2019年3月20日

[ コラム ][ 情報プラス+ ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

二村機器 二村  忠宏社長「グローバル展開を加速」【特集:メーカートップインタビュー】

東南アジア、インド、EUも 昨年を振り返って。 タイやベトナムなど東南アジアからインド市場にかけて海外強化を図っているが、まだ道半ばだ。引き続き、日本の代理店やローカル商社と関係強化を図り、各国の市場動向やニーズを見極め […]

BIG  DAISHOWA  Japan 西野  秀哉社長「深彫り加工の高能率化」【特集:メーカートップインタビュー】

淡路工場でこだわり体感を 今年注力しているのは。 自動車部品や半導体製造装置など大物部品が増えている中で、深彫り加工の高速・高能率化、高精度化へのニーズが高まっている。そんなお客様に、「スマートダンパー」を提案している。 […]

日研工作所 長濱  明治社長「“ナノ”と“黒”で工場を変える」【特集:メーカートップインタビュー】

自動化・無人化に新アプローチ 今年、注力することは。 最適な「削り」をご提案するだけでなく、社会課題となっている製造現場の人手不足に対し、独自の提案で解決のお手伝いをしたい。人手不足を補う自動化・無人加工の提案に加え、働 […]

トピックス

関連サイト