業界を超え複数の世界観 社会の変化とともに時代に合わなくなる言葉がある。「管理職」はそのひとつではないだろうか。人から成る組織、言い換えれば組織で働く人を管理する。「管理という言葉は統制や制御という意味合いを持つ。その責 […]
三叉路…
〇…日本金型工業会はこのほど、業界の指針となる「令和時代の金型産業ビジョン」を策定した。その中で、会員に対し「工場から企業」への変革を促している。「言われたものを安く早く作るだけの工場ではなく、顧客に価値を提供し、利益を追求する『企業』を目指そう」という意味だ。
〇…顧客価値については、品質、コスト、納期だけではないと指摘。顧客の手間の払しょく、能率の向上、社会的価値を高めるサポートなど幅広いとしている。そして、価値提供の戦術として、連携やM&A、IoTの活用など様々な手段を示している。
〇…ある販売店の経営者は「顧客価値」の視点は工具販売店にとっても重要だという。「商品を提案する時間が顧客の作業を止めていないか。無駄な納期確認の電話をさせていないか」。顧客にとって価値があるかどうか。その視点に立てば、必要、不要のものが見えてくるという。
〇…顧客数だけ価値はあるし、価値を高める提案は多くあるだろう。何をどのように売るかではなく、それぞれの顧客が重視している価値は何か。それを最大化するためにできることは何か。少し立ち止まって、そんなことを考えてみたい。
日本産機新聞 2020年11月20日
違う視点を獲得する 部や課をけん引するためのリーダーシップ、部下や上司との橋渡しをするコミュニケーション力など、管理職に求められる能力は多い。これらは目標達成に向けた「攻め」の要素が強いが、管理職にはリスクを事前に把握し […]
苦労と自己変革が素地作る 管理職は多くの場合、経営者が社員の中から選ぶ。予想通りの人事采配もあれば思いもよらない登用もある。はたして経営者はどんな人を管理職に選んでいるのだろうか。あるメーカーの社長は「部下を思いやる心を […]