「中古機械や古い機械を大事に使うのがカッコよくないですか」—。あるユーザーの若い技術者の言葉だ。中古機械はコストの優位性に注目されることが多いが、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)の観点から「機械を大事に使いたい」と […]
三叉路
○…マシニングアーティスト—。微細加工機メーカー・碌々産業の海藤満社長は、マシニングセンタを駆使して超精密な加工を実現する加工技術者をこう称する。「自らの豊かな感性と創造性を働かせて超精密な加工を手掛ける技術者は、まるで“アーティスト”のようだ」。
○…商標登録のほか、認定制度も設けた。独自の認定委員によって、毎年数十名の技術者を選定し、認定者には認定証やバッジ、ステッカーを贈呈する。認定者からは、「今まで外部の人に認められたことがなく、非常に嬉しい」と喜びの声が上がっている。
○…加工技術者は表舞台に出ることが少なく、以前から認知度や地位の向上は課題として挙げられてきた。「マシニングアーティスト」には、格好いい仕事というイメージを発信し、若い人たちが憧れる職業にしたいという思いが込められている。
○…機械工具業界も人材確保に苦しむ会社は少なくない。あらゆる策を講じリクルーティングに取り組んでいる。まずは職種の名前を変えてみるのも一つではないだろうか。「マシンツールコンサルタント」「ツールアドバイザー」…。ネーミングセンスは問われる。
日本産機新聞 2020年6月19日
人は高付加価値の仕事に/販売も力、製造業のDX後押し 1カ月分の納品データをウェブサーバーから、仕入データを基幹システムから抽出する。数百枚ものそれらを照合し仕入データと請求の金額に差異が無いか確かめる。毎月決めた日時に […]
測定受託で需要開拓/新規の契機にも 機械工具や非鉄金属を扱う精工産業は今年7月、ユーザーの測定業務などを請け負う「計測技術室」を立ち上げた。協力先工場の測定業務の負担軽減を目的に開始したが、新規開拓の契機や、ユーザーの測 […]






