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新たに農業事業へ参入 –三協精器工業–
飲食事業も含め多角化

ばね・スプリングメーカーの三協精器工業(大阪市東淀川区、06-6322-2931)は、北海道にグループ会社の士別三協(北海道士別市)を立ち上げ、農業事業に参入した。2017年に始めた飲食事業も士別三協に譲渡し、農業事業と飲食事業の2本柱で事業展開を図る。昨年末に士別市に新畜舎を建設し、めん羊(主にサフォーク種)41匹の飼育を開始。飲食事業では札幌市内にジンギスカンやラクレットチーズなどを提供する3店舗を展開しており、将来は育成した羊を店舗で提供していく。
新事業について同社の赤松賢介社長は「当社の売上の25%は農機メーカーで、農機メーカーの顧客は農業になる。お客様のお客様になることで今まで見えなかった課題などを知ることができ、新提案などユーザー評
価につなげたい」と説明。顧客目線を持つことで課題解決や商品開発など新しい試みにつなげる考えだ。さらに赤松社長は「農業は機械化やシステム化が遅れている面があり、製造業のノウハウを活かせる分野だ」とし、今後はグループ間の社員交流を増やす予定だ。
日本産機新聞 2020年6月5日
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