日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
非接触で5軸を校正 –NKワークス–
校正時間を大幅短縮

産業用機械を取り扱う専門商社のNKワークス(東京都千代田区、03-3864-5411)はこのほど、JDMテック社(台湾)製5軸加工機用キャリブレーションシステム「α1」を発売した。レーザーによる非接触式のため、5軸加工機の校正時間を大幅
に短縮することができる。
「α1」は、非接触式のレーザー3次元プローブでワークテーブルに取り付けた基準球となるガラス球の位置を検出し、5軸加工機の誤差を測定、補正する。従来は接触式のタッチプローブと基準球を使い、旋回2軸の幾何学的な誤差を検出し、補正していたが、非接触式によって測定スピードが向上する。
無線通信規格「ブルートゥース」に対応し、ATC(オートツールチェンジャー)に搭載可能。校正の自動化も図ることができる。分解能は0・05μmで、測定精度0・5μmを保証する。
営業技術部の渡邊将司課長は、「工作機械は経年変化によって、精度が変化する。5軸加工機は特に顕著で、高い加工精度を維持するためには、定期的な校正が不可欠」とし、「『α1』はエンドユーザーの日々の測定や補正、気軽な校正に貢献する」としている。
日本産機新聞 2020年5月20日
供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]






