2026年1月26日(月)

稼働監視や定期保全に –豊和工業–

「HOMS︲i」 独自のIoTシステム

 工作機械やチャックを手掛ける豊和工業は独自のIoTシステムである「HOMS-i」を販売した。これまで培ってきたトータルエンジニアリングメーカーとしての経験を活かし、機械の稼働状況や生産状況の見える化、複数設備のモニタリング、部品の故障などを防ぐ定期保全やNCデータのバックアップを行い、ユーザーの生産性向上や品質維持の向上、コスト低減につなげる。

 同システムの主な目的は「見える化」「発生防止」「早期復旧」「運用改善」の4つで、ラインごとにパソコンでデータ収集し分析や解析を行う。設備の稼働監視はもちろん、生産状況やサイクルタイム、工具交換履歴の推移も把握できるほか、消耗部品の点検日や点検項目などを事前に伝えることで計画的な保全作業や予防保全につなげ、ユーザーの最適な生産活動に貢献する。また、事務所に集中管理用パソコンを設置することで複数ラインをリアルタイムで監視すすることや分析も可能だ。IoTは個々のユーザーによって要望も違うため、営業グループの服部晃部長は「昨年夏の発売以来、様々な声を頂いており、1つ1つニーズを聞きながらシステム構築を進めている」と話す。

 さらに要素開発チームの米澤剛課長は「同システムは機能の拡充を行い発展・展開を続ける」と説明する。現バージョンのHOMS-iは予防保全機能を搭載しており、「次は予兆保全を実現する独自のセンシング技術の開発がテーマ」とし、営業だけでなく開発チームも連携しながら、センシングなど新たな技術開発を進める。

 

日本産機新聞 2020年5月20日

[ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

どうなる2026年 メーカー5社新春座談会(後半)

前半はこちら 1月5日号の新春座談会・前半はメーカー5社に25年の景況感や変化するユーザーニーズについて聞いた。足元の国内製造業は低迷しているものの、造船、航空・宇宙、防衛、エネルギーなどの業種で回復の兆しがあり、そこへ […]

2026トップ年頭語録【1】

日本工作機械輸入協会 金子一彦会長「連携強め、ソリューション提供」 昨年の工作機械輸入通関実績は約667億円となった。円安がさらに進んだ傾向にあり、 私たち輸入関連事業者にとっては、非常に厳しい試練の年だった。 今年は国 […]

2026トップ年頭語録【2】

日本工作機械工業会 坂元繁友会長「工作機械受注1兆7000億円」 2025年の工作機械受注額は年初見通しの1兆6000億円をわずかながら下回る見込みだ(速報値では1兆6039億円)。政治的リスクが顕在化する中で、高い水準 […]

トピックス

関連サイト