2025年12月30日(火)

高精密CNC工具研削盤「SG10」牧野フライス精機

高精度・高速・コンパクト

 牧野フライス精機(神奈川県愛甲郡、046-285-5351)は、高精度・高速・コンパクトを実現した「高精密CNC工具研削盤SG10」を発売し、好評を得ている。

 主な特長は、①小径から中径工具(φ1~φ10)の研削に特化したCNC工具研削盤で、対象工具径を限定する事により本体の省スペース性と動作の俊敏性を向上させた。②各軸には位置決め精度と割り出し精度を向上させるスケールフィードバックとダイレクトドライブモータを搭載。③ベッドクーラント機能や研削液温度調整装置、大容量研削液タンクなど熱変位の影響を抑制する各種仕様を標準採用。④加工ワークの供給/回収を自動で行う自動ワーク交換装置と砥石交換装置を標準で内蔵。⑤自動ワーク交換装置はアームなど駆動部品の軽量化により、各動作を高速化。さらに交換動作を見直す事により大幅なワーク交換時間短縮を実現…など。

 「工具研削加工の市場ニーズが多いサイズに特化して小型化、高速化を実現いたしました」(関係者)。

 

日本産機新聞 2020年4月20日

[ 工作機械 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

大澤科学技術振興財団 25年度は助成9491万円

研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。  今年度は、33件の研 […]

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

日立産機システム CO2削減量をクレジット化する新サービスを始動

日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]

トピックス

関連サイト