2025年12月23日(火)

欧州自動化装置メーカーを完全子会社に
アマダHD

 アマダホールディングスは、欧州の自動化装置メーカーを完全子会社化すると発表した。社名も4月に「アマダオートメーションヨーロッパ」に変更し、自動化装置開発など欧州での自動化ニーズに対応する。

 子会社化したのはフィンランドの「エルケーアイ ケルドマン」。1979年創業で、板金・切断機加工機向けの自動化装置が強み。2009年に資本提携し、40%を出資していたが、機械と自動化装置を一体化させるなど、さらなる対応の強化が必要と判断した。

 4月1日に社名も「アマダオートメーションヨーロッパ」に変更する。工場を1カ所に集約し、自動化装置の生産能力を22年までに倍増させるほか、20年秋までにパンチ・ファイバー複合マシン用の自動化装置の生産も始める。新会社が欧州向けのすべての自動化装置の供給を担う。設計や階へ津、製造も同社で行うことで、欧州での自動化ソリューションをさらなる強化につなげる。

 

日本産機新聞 2020年3月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

航空機部品メーカー・オオナガの取り組み【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]

航空機産業を支える注目7社の生産財【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

アジアでは新興国の人口増加や経済成長、インフラ需要などに伴い、航空機産業は今後さらなる伸びが期待されている。政府もこうした需要拡大を見込み、アジアでの航空機産業へのサプライチェ—ン参画を強化するため、補助金や官民連携など […]

トピックス

関連サイト