2020年7月10日(金)

形彫放電2機種発売
ソディック

大型と精密部品向け

 ソディックは形彫り放電加工機のシリーズ拡充を図っている。このほど、自動車の大型部品や、精密部品向けの放電加工機2機種を発売した。

 大型部品向けの「AG200L」は、従来のC型コラム仕様の「AG100L」に比べ、X軸を1200から2000㎜に、Y軸を650から1200㎜に拡大した。最大ワーク寸法を面積で約2倍、加工タンク容積で3・2倍に広げたが、Y軸に2重構造スライド方式にすることなどで、寸法は約1・5倍のコンパクト化を実現した。2重構造は軸ストロークを拡張しながら移動質量を軽減し、応答性も高める効果が得られるため、高速加工を可能にした。アークしない「アークレスPlus」も搭載したほか、専用に設計した電源装置「LN2A2電源」で高い処理速度を実現した。

 精密金型向けの「AL40G/60G」はAIなど様々な新技術を採用した。新開発の「SP電源」の搭載で、荒から仕上げまでの加工路域で精度、速度、品質の向上を実現。また、機械各部の温度をセンシングすることで精密な補正などに利用可能な「TH COM」を採用し、温度変化や熱変位量を最小限に抑制した。

AI活用や新電源搭載

 AIにより、常に最適な加工条件を提供できる「LNProAI」を標準装備。初心者でも加工性能を最大限引き出すことができる。

 このほかにも、3軸リニアモータを採用し高速加工を実現したほか、アークしない「アークレス4」の搭載で、電極の消耗抑制や加工面質の向上などにつながる。また、ATCやロボットなど様々な自動化システムへの対応がしやすいように、3面自動上下式の加工タンクや、上吊り式操作パネルを採用した。

日本産機新聞 2020年1月5日

[ ニュース ][ 工作機械 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

耐熱合金などの旋削・転削加工技術 –サンドビック–

耐熱合金などの旋削・転削加工技術 –サンドビック–

オンラインセミナー  サンドビックは6月17日、「耐熱合金・チタン合金加工オンラインセミナー2020」を開き、旋削加工や転削加工、ソリッド工具の適用ポイント、CAM提案のほか、同社が進めているデジタル技術の紹介を行った。 […]

オンラインでJIMTOF –日工会–

オンラインでJIMTOF –日工会–

8出展者・来場者の期待に応え  日本工作機械工業会(日工会)は、開催を中止した「第30回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2020)」に代わり、ウェブを活用したオンライン展示会を検討していると発表した。  JIMTOF […]

伊東氏が新社長に –三共精機–

 三共精機(京都市南区、075-681-5711)は5月25日、伊東大介氏が代表取締役社長に就任し、前社長の石川武氏は代表取締役会長に就いたと発表した。  伊東社長は、1973年生まれ、京都府出身。神戸学院大学経済学部経 […]

トピックス

関連サイト