2025年12月13日(土)

バッテリー式 TIG溶接機
育良精機

現場に持ち込み容易

 育良精機(茨城県つくば市、029-869-1212)はこのほど、バッテリー式のTIG溶接機「ライトティグ」(写真)を発売した。リチウムイオンバッテリーを内蔵しているため、電源が不要。作業現場に簡単に持ち運ぶことができる。

 今までの現場持ち込み型のTIG溶接機とは異なり、電源と溶接機が一体となっている。本体は18kgと軽量で、サイズは幅185㎜、奥行455㎜、高さ320㎜と小型。バッテリーには、過放電や過充電の警告や充電回路を制御し劣化を防ぐバッテリーマネジメントシステム(BMS)を搭載している。

 非接触でアークを起動する「高周波高電圧スタート」を採用。電極先端部の損傷や電極巻き込みなどの溶接欠陥を防ぎ、溶接品質が向上する。また、アップスロープ・ダウンスロープ制御で溶接開始部と終了部の欠陥を低減し、均一な溶接を可能にする。パルス周波数は低速0・2Hzから高速500Hzまで調節できる。

 

日本産機新聞 2019年11月5日

[ 日本産機新聞 ][ 環境機器・工場管理 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

オーエスジーダイヤモンドツール コーポレートサイトを一新

オーエスジーダイヤモンドツール(滋賀県高島市、0740・22・2415)は、11月17日から、コーポレートサイト(https://osg-diamond.co.jp/)を全面的にリニューアルした。 同社のダイヤモンド切削 […]

ムジンダー AI営業ロープレを開発

新入社員の教育やクレーム対応など 外観検査システムなど手掛けるスタートアップ企業のムジンダー(名古屋市昭和区)は、新たなプロジェクトとして生成AIを活用した営業ロールプレイング「DARUMA&」を開発し、新人や若 […]

中小企業が導入しやすい自動化技術目立つ【MECT2025総集編】

自動化の新技術が注目されたメカトロテックジャパン(MECT)2025。なかでもひと際目立ったのが、中小企業が導入しやすい自動化技術だ。少ない台数のマシニングセンタ(MC)の生産管理をしたり、手頃な価格でワーク自動交換装置 […]

トピックス

関連サイト