三洋工具(東京都品川区、小野昌晴社長、03・3490・6821)はこのほど、軟質ゴムの切削加工に特化した超硬エンドミル「VMQE」を開発・新発売した。シリコンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなど多様な素材に対応する。 […]
ARサービス「メーカーパーク」を開発
長谷川工業
営業効率、受注精度を向上
長谷川工業(大阪市西区、06-6446-1845)は、ⅰPhoneの画面上に製品を映し出して、実際のサイズなどを確認できるウェブAR(拡張現実)サービスを開始した(写真)。はしごや脚立だけでなく、他社製品にARの活用を広げることで、販売店の受注確率の向上や、働き方改革を後押しする。
同社は今年5月専用のQRコードを読みこむと、ⅰPhoneの画面上に、実寸のはしごや脚立、作業台などを写し出せるARサービスを開始した。ブラウザ対応でアプリをインストールする必要もなく、製品を映し出せる。サイズなどに関する打ち合わせや製品決定までの時間短縮につながっているという。
10月からメーカー限定のウーブARサービス「メーカーパーク」を開始した。メーカーの自社製品の現場設置イメージをAR化する仕組みを構築。1商品からの提供もできるようにするなど導入しやすくした。幅広い商品でサービスを使えるようにすることで、商品決定までの時間短縮や業務効率の改善を通じ、働き方改革を支援する狙いだ。
販売店での営業効率改善につながる可能性も高い。長谷川工業のARを活用したことのある販売店に実施したアンケートでは、担当者1人当たりの1日の営業時間は2・2時間削減でき、経費も3000円以上削減できたという。また、85%以上が「受注確率が高ま
りそう」と回答している。
長谷川義高副社長は「当社製品だけでなく、幅広い製品でARが活用できれば、これまで以上に販売店の営業担当の営業の効率アップにつながるはず」としている。
日本産機新聞 2019年11月5日
カーボンニュートラル実現に向けた動きが世界的に広がる中、製造現場でも省エネの重要性は増している。メーカーも電力使用量やCO2排出削減につながる製品の開発に力を入れる。オイルを使わないコンプレッサやエア漏れを可視化する製品 […]
製造業の課題解決を後押し 10の専門展示会に1800社が集結 10の専門展示会で構成される「ものづくりワールド[東京]」は、機械や工具、ソフトウエアやシステムメーカーなど、製造業に関連するさまざまな企業が出展する。出展内 […]