2026年2月19日(木)

1~6月工作機械受注額 30%減の6819億円
日工会

6月は1千億円割れ 年間目標を下方修正へ

 日本工作機械工業会(飯村幸生会長)は7月23日、2019年1‐6月累計の受注額が前年同期29・3%減の6819億円だったと発表した。半期ベースで7000億円を割り込んだのは16年の下期以来5半期ぶり。6月単月も989億円と32か月ぶりに1000億円を下回った。

 好不況の分水嶺とされる1000億円近くの水準だが、飯村会長は「反転する状況にはない」とし、見通しについても「9月には下方修正する」と期初目標の1兆6000億円の見直しを明言した。

 内需の1‐6月の受注累計は2663億円と前年同期比で30・6%減少した。主要4業種(一般機械、自動車、電機・精密、航空・造船・輸送用機械)全てマイナス。自動車は786億円と4割近く減少したほか、電機・精密も240億円と4割以上減った。

 一方、外需も厳しく、1‐6月累計で4156億円と前年同期で28・4%マイナスとなった。北米、欧州、アジア主要3極全てで減少。なかでも、中国経済の停滞の影響を受けたアジアは1720億円と上期では3年ぶりに2000億円を割り込み、中国での受注も947億円と48・2%減となった。

 今後の動向について、飯村会長は「(6月の受注は)1000億円にからんだラインなので悲観はしていない。ただ、急激に反転するイメージはない」と話し、長期化する見通しを示した。通期予想も「下期の状況が見え出した9月には下方修正を発表する」と述べ、期初の1兆6000億円の見直しを明言した。

産機新聞 2019年8月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

NDES 小野村 豊社長【この人に聞く2026】

スマートファクトリーに注力/システムつなぎ、一気通貫で提案 NTTデータエンジニアリングシステムズは2025年7月、金型向けCAD/CAM「Space‐E」などを手掛ける製造ソリューション事業とクラウド事業を分社化し、新 […]

ハイウィン 半導体・産業用ロボの専門チームを発足

ワンストップソリューションを強化 直動機器や減速機、モーター、ドライバー・コントローラー、産業用ロボットなど幅広く手掛けるハイウィン(神戸市西区、078・997・8827)は需要が増している自動化・省人化提案を強化するた […]

【Innovation:AMR(自律走行搬送ロボット)】

変化に強い搬送で人手不足対策 人手不足や人件費高騰で自動化のニーズが高まる中、搬送作業を自律走行搬送ロボット(AMR)に任せる動きが進む。AMRは磁気テープやレールなどが不要なため、生産ラインの変更や多品種少量生産に柔軟 […]

トピックス

関連サイト