2025年12月23日(火)

スイス製のグラインダ
福島鑢商店

 福島鑢商店(東京都墨田区、03・3625・2940)は、スイス・バデコ社の電動グラインダの取り扱いを始めた。小さくて軽く、長時間の作業の負担を軽減できる。ジュエリーや時計をはじめ、金型など金属加工業向けにも売り込む。

コンパクト、パワフル

 用途に応じコントローラとモータ、アタッチメントを組み合わせ、最適なシステムを構築できる。小型タイプ「M1ポータブル」はハンドピース(100g)が従来品に比べ約50%軽い。直径も9㎜ほど細くペンのように握りやすい。

 トルクの高さも特長の一つ。「M1ポータブル」は、8・5cN・mと同クラスで最大。最上位機は24・7cN・mまで発生させることができる。低速でも十分なトルクが得られ、安定した切削・研磨加工ができる。

 すでにジュエリーや時計業界向けで多くの実績を持つ。日本ではこれらの市場に加え、工業向けにも売り込んでいく考え。南裕二社長は「他社にはない特長を持つ製品。まずはブランドの浸透を図っていきたい」としている。

日本産機新聞 2019年6月20日

[ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

航空機部品メーカー・オオナガの取り組み【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]

航空機産業を支える注目7社の生産財【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

アジアでは新興国の人口増加や経済成長、インフラ需要などに伴い、航空機産業は今後さらなる伸びが期待されている。政府もこうした需要拡大を見込み、アジアでの航空機産業へのサプライチェ—ン参画を強化するため、補助金や官民連携など […]

トピックス

関連サイト