2019年7月21日(日)

全社参加する組織に
富山県機械工具商業会 宮岸 哲也 会長

この人に聞く 2018

2002年に休会していた富山県機械工具商業会は16年に復会し、今年7月には全日本機械工具商連合会(全機工連)に再加入した。休会していた組織を復活させるのは、会員を集めたり、会則を決めたりと難しいことが多い。一方で、組織もメンバーも心機一転するため、新しいことに取り組みやすい利点もある。「全社参加型の会にしたい」と抱負を話す、宮岸哲也会長(宮岸専務取締役)に復会の経緯や今後の取り組みについて聞いた。


1993年宮岸入社。2012年専務取締役営業本部長兼企画開発室長。16年富山機械工具商業会会長。1968年富山県生まれ、50歳。

ー復会した経緯は。
 1970年の発足で30周年も迎えたが、諸事情があって02年に休会した。3年ほど前、当時の主要メンバーだった山崎機工の山崎均社長から、「そろそろ復活してはどうか」と声をかけて頂いたのがきっかけ。すぐに泉勇二副会長(三田商会取締役)と奥田実副会長(三洋社長)に相談し、再開に向け動き出した。

 ー簡単ではないでしょう。
 休会当時の会員約30社に集まってもらい、再開の是非を問うたところ、「忙しくて参加できない」といった声もあったが、21社でスタートできた。再発足というせっかくの機会なので、今の時代に合わない会則も作り直すなど、できることは色々変更した。その上で、初年度の昨年は交流を主とした行事を開いた。

 ーどんなものを。
 互いを理解し合うために、会員企業紹介交流会を開き、17社68人に参加してもらった。ほかにも、懇親コンペや新年会も開いたが、想定以上に多くの人に出席頂けた。心がけたのは会員各社からの不参加をなくし、全社参加型のイベントにすること。そのために、皆さんにヒアリングもした。1年間運営できたので、今夏に全機工連への再加盟もお願いした。

 ー滑り出しは順調です。
 試運転中ですが(笑)。重要なのは再開そのものではなく、次世代に承継していくこと。引き継ぎをスムーズにするために、幹事を6人体制にした。会長、副会長に加え、次世代を担うであろう3人に参加してもらい、運営の手法や方向性を共有するようにしている。

 ー今後の取り組みは
永年勤続表彰制度を早く再開させたいですね。業界団体など外部からの表彰はうれしいもの。また、富山県には当会以外に、高岡市などにも複数の機械工具の団体があるので、そうしたところとも連携を取って富山での活動を活性化させていきたい。業界団体の目的は、業界を活性化させ、健全な成長を継続させていくこと。そして機械工具商の認知地位向上につなげることだと思う。なので、活動がもっと定期的にできるようになれば、当会の存在を県や地方自治体にも働きかけたい。

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