2026年5月21日(木)

京二 中国事業を強化
工具や鋳物の取扱拡大

18年度に売上6.5億円

京二 中国事業を強化

 京二(東京都新宿区、03・6457・5460、井口宗久社長)は中国ビジネスを拡大する。扱い商品を増やすほか、鋳物部品の供給も始めるなど、中国プロジェクトの売上高を2018年度に前年比22%増の6億5000万円まで引き上げる。

 同社は06年、中国最大手の切削工具メーカーである株州ダイヤモンド切削工具の扱いを契機に中国工具の販売に参入。その後、CVDやダイヤなど他メーカーの扱いを増やし、売上を伸ばしてきた。17年は約5億3千万円で、18年は6億5000万円まで引き上げる計画だ。

 中心となる戦略は大きく3つ。まず加工トータルでの提案強化。切削では株州工具以外にも、中堅のダイヤやPCD、CBNなどの現地メーカーの扱いを開始。バリ取りツールなども扱う。中国プロジェクト責任者の兪箴潔行役員は「お客様のニーズに合わせ商品を開拓していく」と話す。

 二つ目はロストワックスの鋳物やステンレスなど部品供給だ。中国での鋳物メーカーや加工メーカーを開拓し、部品として日本ユーザーに販売する。ミルシートを提供するなど技術面の強化も進めている。

 三つ目は、中国工具をアジアや北米などの日系や現地ユーザーに販売する。世界中の工場に工具供給できる体制にすることで、日本のユーザーへの認知度向上も狙う。

 また、今春には直需と商社向け営業担当と内勤担当をそれぞれ設置するなど、体制の強化も図った。井口社長は「今後も引き続き、良質な中国製品の調達と販売に注力していきたい」としている。

株州との交流会も

 3月17日には、京二と株州ダイヤモンド切削工具が共同で交流会も開き、今後の開発や販売計画なども発表した。株州の湯愛民技術統括が講演。コーティングも内製するなどして「新材種や被膜の開発に注力するほか、肩削りや仕上げ用カッタの新製品は投入する」と話した。

日本産機新聞 平成30年(2018年)4月5日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

組織が目指す方向を照らして【現場考】

管理職について考える現場考。これまで経営者が求めることなどを書いてきた。では部下は管理職に何を求めているのだろう。メーカーや商社の営業や業務の社員に尋ねてみた。最も多かったのが「事業方針に基づいて組織(所属する部や課)が […]

トラスコ中山 最大規模の物流センター「プラネット愛知」が稼働

100万アイテムの在庫へ トラスコ中山は同社最大となる物流センター「プラネット愛知」を5月18日に本格稼働させる。在庫アイテムは62万点、在庫金額85億円からスタートし、2030年をめどに在庫を100万点以上に引き上げる […]

オーエスジーダイヤモンドツール  青山 拓磨社長「唯一無二のメーカーへ」【新社長に聞く】

製造と営業の両輪の同期を オーエスジーグループでダイヤモンド工具事業の中核企業であるオーエスジーダイヤモンドツールの新社長に青山拓磨氏が就任。開発出身で、海外での技術営業・マネジメントで実績を積み、昨年7月に同社に着任。 […]

トピックス

関連サイト