日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
ABB 単腕型の協働ロボット発売
小型で軽量 幅広い用途に対応
産業用ロボットメーカーのABB(スイス)はこのほど、双腕型協働ロボット「YuMi」の第2弾として単腕タイプを発売した。単体だけでなく、双腕型と組み合わせることで用途が拡大し、幅広い現場で活用できる。年内の発売を予定している。
「YuMi」は、安全柵が不要で人と一緒に働くことができる双腕型の協働ロボットとして2015年に発売された。小部品の組み立てのほか、寿司を握ったり、プレゼント包装したりと様々な用途で活用されている。
新型の単腕ロボット「IRB14100」は、従来の「YuMi」同様、7軸構造で柔軟な動きができる。可搬重量は500gと小型で軽量。また、テーブルの上や壁面、天井などあらゆる場所に設置できる。
双腕型と組み合わせ、部品供給など補助的な役割として機能させるなど、さらなる用途の拡大が期待できる。
また、ロボットを動かすためのティーチングも容易。専用アプリを使って、動作工程をタブレット端末上で直感的に設定することで、専門的な知識がなくても簡単にプログラミングができる。
ABBロボティクスマネージングディレクターのパーベガード・ニース氏は「コンパクトで設置場所を選ばない単腕型によって、当社の協働ロボットをさらに普及させていきたい」。
日本産機新聞 平成30年(2018年)1月5日号
[ 日本産機新聞 ][ 管工機材・電気制御機器 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事
供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]






