2025年9月2日(火)

Joyful喜一HD グループ3社の物流・システム
最適化する部門新設

埼玉に新設した物流センターの外観
埼玉に新設した物流センター

 Joyful喜一ホールディングス(大阪市西区、06・7176・7771)は、機械工具を販売するグループ会社3社(喜一工具、エスコ、小川善)の、物流と受発注システムの全体最適化を推進する「グループシステム物流部」を新設した。

 グループ会社3社は、物流と受発注システムを一部で兼用したり、独自で運営したりしている。グループシステム物流部は、これを統廃合するなどして効率化できる方法を検証する。

 物流と受発注システムの全体最適化は、ユーザーや工具販売店が効率よく商品を調達できるようにするのが目的。1社から他の2社の取扱商品も注文でき、一度に届くようにする。

 同社は全体最適化の一環として今年1月、埼玉県久喜市にグループ会社3社が共同運用する物流センターを新設している。

 3社は、喜一工具が卸売、エスコがカタログ販売、小川善が直需販売。取扱商品点数は現在、喜一工具が40万点、エスコが10.5万点。

日本産機新聞 平成29年(2017年)6月25日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

吉岡興業 営業トークバトル「トーキングダウン3」を開催

優勝は金沢機工・宮田氏 吉岡興業(神戸市兵庫区、078・579・1177)は7月25日、営業力を競い合う営業トークバトル「トーキングダウン3」を開催した。当日は、機械工具業界のメーカーと商社の垣根を越えた19社から30人 […]

パル・ミートと日新電機 労働安全に取り組む製造現場【特集:提案広がる労働安全】 

今回の特集は「提案広がる労働安全」。労働災害はすべての現場で発生する可能性があり、ほんのわずかなきっかけが死亡事故や休業災害につながることもある。そこで本特集では実際の製造現場に焦点を当て、精肉加工を手がけるパルミート( […]

ユアサ商事 機電本部 碓井  利宏本部長に聞く労働安全市場の展望【特集:提案広がる労働安全】

商品や提案の幅広がる/安全対策への投資意欲強く 「労働安全に関する需要は年々高まっている」。そう話すのはユアサ商事で、工具や安全対策商品を扱う機電本部の碓井利宏本部長。背景にはデジタル技術の革新による提案商材の拡大や、ユ […]

トピックス

関連サイト