印刷物やデジタル教材の企画・制作を手掛けるタカヤコミュニケーションズ(大阪市、06・6762・8145)は、多機能デジタルカタログサービスの「スマートデ知カタ」を昨年4月にリリースした。従来のデジタルカタログのように紙面 […]
【特集】デザインで切り拓く 機械・工具・機器 メーカー
新市場を開拓 女性のニーズ
工作機械や工具、機器メーカーが商品デザインに力を入れている。見た目をスタイリッシュに、使いやすい形状や素材に―。その目的は、新たな市場の開拓やブランドイメージの向上。デザイン戦略で新たな活路を開いている。

リターンキャップに付けたオレンジ色のバッヂが高級感を漂わせる。バッヂには「NB」のロゴマーク。日本ベアリングが今夏発売するローラーガイド「EXRAIL」(エクスレイル)だ。
バッヂを付けたのはこれが初めて。狙いは大型(レール幅35~55㎜)市場の開拓。競合他社がひしめき性能だけで勝負するのは難しい。そこでデザインで性能や品質の高さを演出しようと考えた。
工業デザイナーとコラボし、コーポレートカラーのオレンジを基調とするデザインを作りあげ、EXRAILが変身するロボットのキャラクターもつくった。
デザインに力を入れ始めたのは山崎亨社長が就任した2013年から。新しいことをしないと次の時代を勝ち残れないという危機感からで、今後もブランドイメージを発信するため力を入れる。

今までにない市場を開拓するのが長谷川工業の脚立「ルカーノ」だ。滑らかな曲面と幅広いステップ。スタイリッシュなデザインは脚立のイメージを覆す。
開発したのは09年。長谷川義高副社長が高級ブランドショップで脚立を使っているのを、ブランドイメージと合わないと感じたのがきっかけだ。
インテリアとして部屋の雰囲気や家具と調和する脚立をコンセプトに、見た目のデザインだけでなく、折りたたんでも自立し部屋に置けるようにした。
フェイスブックなどで情報発信し、ファッション誌でも取り上げられ、インテリアショップや高級ブランド店、一般家庭にも売れているという。

女性にも使い易いデザインにした電動ドライバー「VEシリーズ」を展開するのはベッセル。グリップにエラストマー樹脂を使い手にフィットする形に。エアツールと比べると格段に軽い。
電動ドライバーは電気製品などの組立に使われる。だが既存品は重かったり太かったり。女性の作業者から使い易さを求める声が寄せられていた。14年に発売し、現在全17サイズを展開する。
目指すは電気製品などの工場の市場開拓。ビットやエアニッパ、静電気除去器などに電動ドライバーを加え、トータルで提案していく考えだ。

ピカコーポレイションは、作業効率の向上や作業の負担軽減をテーマに脚立や足場台をデザインしている。その一つが「Stapi(スタッピー)シリーズ」。立ったまま脚を伸縮できるのが特長で、手間がかからず腰を痛めることもない。
現場作業やものづくりの現場で、作業効率改善や労働災害を防ぐ取り組みが進む中、今後もこれらをテーマに商品開発していくという。

ヤマザキマザックは人間工学にもとづき、操作性や安全性、生産性向上を追究したデザインを工作機械に採用している。
例えばドアの開口部を拡げて接近性やクレーンアクセスを向上、操作盤を旋回及びチルト可能に、手を挟みやすい部分にオレンジ色のラインを入れ注意を促すなど。ユーザーから使い易く安全と評価が高いという。
日本産機新聞 平成29年(2017年)6月15日号
YUASAは8月3日、工作機械の保証期間を5年に延長できる保証プログラムを開始した。手頃な保証料と通常1~2年の保証期間を5年にすることで、ユーザーの修理費用の負担を軽減し、製造業の成長をサポートする。同社によると、卸商 […]
国内の製造業は人工知能(AI)普及によるデータセンターの需要拡大、造船業界の復活、航空宇宙・防衛産業など需要が沸き起こる一方、イラン情勢や中国との経済摩擦による原材料の高騰、供給不足など課題も浮き彫りになり、日本の製造業 […]






