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NaITO 2017年2月期決算
売上高微減の434億円
切削が車・半導体で好調
NaITOの2017年2月期連結決算は、売上高が前年比0.02%減の434億7300万円だった。切削工具が自動車や半導体など幅広い分野で好調を維持し、9‐11月期はリーマン・ショック以降最高の売上高となるなど、下期が好調だった。しかし、上期での工作機械関連商材の落ち込みを補うことができず、微減となった。
主力商材の切削工具の売上高は、1.4%増の208億8700万円。計測は5.1%増の40億6900万円と初めて40億円を超えた。産業機器は、上期は苦戦したものの下期に増加。0.6%増の166億100万円となった。また、営業利益は15.1%減の4億9600万円と減益となった。2月に7年ぶりに発刊した総合カタログの製作費や人件費がかさんだことが影響した。
18年2月期の連結売上高は前期比2.4%増の445億円、営業利益は20.7%増の6億円と増収増益を見込んでいる。坂井俊司社長は「今期は昨年達成できなかった数字に改めて挑戦したい」。ロボットなどの新規商材を積極的に売り込むほか、「バリ取り」をテーマにした展示会を全国各地で開催する方針を明かした。
また今期は、20年度までの中期経営計画がスタートする。坂井社長は、「新しいことに挑戦し、やり切る。20年度までに売上高500億円、経常利益15億円を達成したい」。
日本産機新聞 平成29年(2017年)5月15日号
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