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三菱日立ツール
異形工具 シリーズ拡充
5軸加工の新機軸

異形工具は、工具径よりも大きいR(アール)を外周面につけバレル(たる)のように見える工具や、底面が凸レンズのような形状の工具など従来の工具形状とは異なる工具の総称。加工ピッチが大きくとれ、加工時間の短縮や、加工面品位の向上などが可能。とくに5軸加工でその効果を発揮する。
同社は昨年、刃先交換式異形工具シリーズとして、立壁の高効率加工が可能な「GF1形」と、なだらかな平面と壁を1本で加工できる「GP1LB形」を発売した。2製品とも工具径が大きく、隅部や細かい形状の加工ができなかった。
今年3月に発売した「GP1T形」は、外周面のバレル形状をテーパー状にし、先端部をボール形状とした。2種類の切れ刃によって、工具交換せずに隅部とその隣接面を加工でき、加工段差を抑えることができる。
また、同シリーズでは初となるソリッド工具「GS4TN形」も発売した。最小外径2.5㎜と小径加工が可能となった。加えて、強ねじれ刃を採用し、より面品位の高い加工ができるほか、工具寿命も向上する。
そのほか、工具径35㎜、40㎜と大径加工に対応した2コーナー仕様の「GF2T形」も発売し、異形工具での加工領域を拡大した。坂本靖技術本部長は、「今回の3製品によって、一通りの加工要求はカバーできる。ただ、Rや角度、サイズの組み合わせは多種多様。今後もニーズに合わせて、製品ラインナップを充実させていきたい」。
日本産機新聞 平成29年(2017年)4月25日号
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