2025年12月1日(月)

喜一工具でインターン
デニーフェルメイさん

日本の優れた工具 欧州に

デニーフェルメイさん
 1995年生まれ、オランダ出身。ロッテルダム大学在学。趣味は映画鑑賞、サッカー。
 喜一工具(大阪市西区、06・6532・6221)で昨年9月からインターンシップを体験している。目的は日本の機械工具業界を知ること。「流通形態や販売手法、市場のニーズについて職場体験を通じて学びたい」と話す。

 営業本部に所属。海外メーカーと連絡したり、商品カタログやチラシをデザインしたり。そんな業務の中で、興味を持つのが日本の優れた工具を探すことや海外商品のニーズを探ること。そのために展示会にも足を運ぶ。

 「欧州のユーザーには日本の工具の素晴らしさを 、日本のユーザーには海外商品の素晴らしさ伝えたい」。

 オランダ出身。父が工具商社に携わる仕事をしている。母国や英国でのインターンシップも経験したが、「文化が大きく異なる日本に」と、オランダで合弁会社をともに運営する喜一工具を選んだ。

 来日は初めて。畳に正座したり、箸を使って食事をしたり。文化の違いに刺激を受け戸惑ったが、中でも驚いたのが日本人の礼儀正しさ。「日々顔を合わせる親密な仲でも丁寧に挨拶をする。オランダ人はもっと気軽な挨拶しかしない。日本で学んだ礼儀正しさも、これからの人生に活かしていきたい」。

日本産機新聞 平成29年(2017年)1月15日号

[ インタビュー ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

2025国際ロボット展 過去最多の出展者で産業ロボのやAIの新技術が一堂 

15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]

注目9社の出展製品【2025国際ロボット展】

国内外からロボット関連企業・団体が一堂に会する国際ロボット展では製造業や建設業を支える最先端のスマートプロダクションロボット(産業用ロボット)をはじめ、ロボットにAMRや多様な装置を組み合わせたロボットシステムによる現場 […]

帝国チャック 寺坂  創介社長インタビュー「創業100年の想い」

NC旋盤用チャック、研削盤のダイヤフラムチャック、マシニングセンタのシリンダ内蔵チャックなど最高の機能と品質を持ち併せた特殊仕様『デザインチャック』を手掛ける帝国チャック(大阪府八尾市)は創業100周年を迎えた。自動車を […]

トピックス

関連サイト