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ベッセル100周年
どんな困難も乗り越える会社に
弛まぬ商品開発
活躍の舞台世界へ
今年で創業100周年を迎えたベッセル(大阪市東成区、06・6976・7771)の記念式典が11月19日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)で開かれた。国内・海外の機械工具商社や仕入れ先254人が出席し、100年の道のりを振り返った。

その後二代目社長となる田口輝雄氏(※1962年社長就任)は、新分野の商品開発や販路開拓、生産力の強化、海外展開に力を入れて事業を大きく拡大した。1950年に開発したプラスドライバーは産業界から大反響を呼び、衝撃式エアードライバー(58年)や両頭ビット(61年)は国内製造業の急成長とともに大ヒットとなった。
その後62年には販売部門を独立させ、ベッセル工具(現ベッセル)を設立すると、東京に販売拠点を開設し東日本での拡販を開始。一方、エアードライバーを生産するベッセル技研や、貫通ドライバーのベッセル福知山、ビットのベッセル島根などを新設し、生産力を高めた。
1970年代初頭からホームセンターが国内に登場すると、80年に福知山に、その2年後に和歌山にホームセンターを開店。その後はタイに生産拠点をつくり海外進出を広げたほか、田口順一氏が社長に就任(96年)した後は、トーションビットや静電気除去装置、電動ドライバーなど新分野の商品を次々と開発した。

今後の事業展開について「自動化や省力化といった時代が求めるニーズに応える商品を開発し、自動車や航空機、整備などの業界に提案していきたい。同時に世界の産業界の発展を願い、ベッセルブランドを海外でより広げていきたい。そして、どんな困難も乗り越える強い会社にしたい」と決意を新たにした。
ベッセルへの思い

中山哲也社長
お付き合いをさせて頂いて35年。この間に、▽会社は儲けないといけない▽仕事にはケジメが必要▽良い品物を作り続けることでブランド力は高まる▽常に広い視野を持つこと―等多くのことを教わった。
中田繞社長
世にないものをいち早く開発し、先駆けて市場にお届けする。これを何よりの使命とする先進性、そして先見性が創業以来、脈々と受け継がれていることが、100年の歴史の礎となっているのだろう。
小谷眞由美社長
培ってこられた一意専心の精神に共鳴している。これからも先進的な歩みを続けられる事を願っています。
日本産機新聞 平成28年(2016年)12月5日号
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