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サンドビック、ミーリングを拡販
第1弾にコロミル390
キャンペーンで工具商と連携
サンドビック(名古屋市名東区)は今年、ミーリング製品の拡販を目指す。第1弾として、高精度肩削りカッター「コロミル390-07切れ刃」に注力する。同シリーズの小径タイプで、あらゆるフライス加工の中仕上げ加工領域において、ソリッドエンドミル並みの高精度加工を実現した。同社では「春のスター製品キャンペーン」も実施しており、今年の注力製品としている。
「コロミル390-07切れ刃」は耐熱性を向上させたボディで、本体の変形を低減。新技術の「ザーティボテクノロジー」を採用した新PVDコーティング材種GC1130との組み合わせで、抜群の刃先安定性とフレーキング(剥離)の低減を実現した。チッピングの高い耐性を実現し、鋼加工で最高の性能を発揮する。難削材では材種GC1040、S30Tとの組み合わせが最適。
また、カッターに同梱されたスプリング機能内蔵の新型トルクレンチ(特許出願中)と新スクリューによる取り付けが簡単で、締めすぎによる変形・欠損を防止。3月1日には防振型カッターを導入し、チップ品目も追加したことでラインアップを充実させた。
日本産機新聞 平成28年(2016年)4月15日号
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