2026年7月15日(水)

新社長に聞く 2014 (菱和 塩田祐二社長)

選ばれ続ける商社に

親会社の砥石メーカー・日本レヂボンから昨年、グループの研磨材商社・菱和へ。そして6月26日、社長に就任する。菱和では過去に20年、営業の最前線をまわり、支店長をした経験がある。「菱和の強みは研磨材に特化していること。改めてその専門力に磨きをかけたい」と語る。
 日本レヂボンのグループ会社・研磨資材工業に入社し、菱和には、その5年後に異動。日々、自動車や製缶、鉄鋼などの生産現場を訪問。「加工の効率化や、粉塵の処理、作業の事故防止など、様々な現場の『切る・削る・磨く』に関する要望や課題に、提案営業で応えてきた」。
 専門力とは、そうしたユーザーニーズをつぶさに吸い上げ、解決へと導くこと。「営業の最前線では、潜在するニーズも見つけ出し、課題に応える商品や加工方法を提案する」。そのためにも「営業の研磨材に関する知識や提案力を高めたセールスエンジニアを育て、一方で取扱商品も砥石を始めとした『切る・削る・磨く』という縦軸に、防錆剤や防塵・防毒といった安全衛生製品など横軸の展開を広げて、多様なニーズに応えるようにしたい」という。
 ただし、『切る・削る・磨く』というテーマからかけ離れた営業も商品展開もするつもりはない。「売上のボリュームは見込めても、研磨材商社としての企業価値は高まらない」。専門力に磨きをかけ、『研磨材なら菱和』とお客様から選ばれ続けることが目標だ。

菱和 塩田専務が社長に
 1959年生まれ、岐阜県飛騨市出身。77年に研磨資材工業(現日本レヂボン生産本部コンポジット事業部)に入社し、82年に菱和、98年名古屋支店長。2002年日本レヂボン、11年営業本部長兼業務部長。13年に菱和専務。

日本産機新聞 平成26年(2014年)6月25日号

特集 成長する脆性材・樹脂・ゴム加工

機械や工具など技術開発が進む 直近、生成AIやデータセンターの投資が活発になり、半導体及び半導体製造装置の需要が急増。そのため、装置関連部材に活用される各種セラミックス(アルミナ、窒化アルミ、SiC)や石英ガラスなど脆性 […]

「技術で革新を作る」脆性材加工・トップ精工の取り組み【特集:成長する脆性材・樹脂・ゴム加工】

工具や治具も自社設計 「他社では加工が困難なセラミックスや石英ガラスなど難加工に取り組み、最適な工具・治具設計から加工条件まで確立しつつある」と語るのは中川翔太社長。2001年の設立以来、脆性材料の精密加工に特化し、マシ […]

「誰もが避ける道究める」樹脂加工・シティプラスチックの取り組み【特集:成長する脆性材・樹脂・ゴム加工】

大きさ、材質、量…全方位 半導体製造装置などの精密プラスチック部品を手掛けるシティプラスチックは今年3月、本社に6つ目の工場を新設した。これからも新棟を増やしていく計画で、これらの工場で約330台の工作機械をメーカー別に […]

トピックス

関連サイト