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京セラ センシングツール「VIMOA」を発表
切削加工を可視化・監視・分析
京セラは切削加工を可視化・監視・分析するセンシングソリューション「VIMOA(ヴィモア)」のサービス提供を始めた。独自のセンシングツールで加工中の微細な振動を高感度で計測・見える化し、切削加工の状態をリアルタイムで可視化・監視・分析する。センシングツールのレンタルサービスは今年9月から、加工監視AIによる量産ライン用稼働監視・不具合管理サービスは来春に開始する予定だ。

工具摩耗から異常の原因特定
開発の背景は、切削加工は加工中の様子を目視で確認できず、切削音や加工後の刃先状態で推測するため、勘やコツに頼る部分が多く、担当者の技能に左右されやすいという課題があった。
そこでキーデバイスとなるセンシングツールを開発。バッテリー内蔵の外部取付式(無線)で、マグネットにより簡単取付が可能。様々な工作機械に後付けもでき、切削工具の振動、重心などリアルタイムで計測し、22・0kHzの高サンプリングレートによる高精度な分析で突発的なトラブルの原因特定を実現する。
今年9月にサービスを開始した『センシングツールプラン』はセンシングツールと専用無線LAN、交換用バッテリーなどをセットにした機器一式のレンタルサービス。「不具合の原因をピンポイントに分析したい」「エビデンスベースの工程改善がしたい」「新規量産立ち上げにおけるスムーズな条件出しがしたい」などのニーズに応え、手軽で使用できるプラン。利用期間14日間で料金は9万円(税抜き)。
また、来春にサービス開始を予定する『AIモニタリングプラン』は、センシングツールと加工監視AIを組み合わせ、量産ライン全体をモニタリングし、稼働状況の監視と不具合の一元管理を可能にしたパッケージ。センシングツールで計測したデータをAI搭載の産業用PCに収集・解析し、加工状態をリアルタイムでモニタリングする。
工作機械とも通信連携し、工程ごとの加工状況をリアルタイムで測定し、異常を即座に検知・管理できる。
取得データから切削工具の摩耗度をスコアリングし、基準値を超えるとアラートで異常を知らせることが可能。全工程の加工状態を常時監視することで、異常の原因特定にも効果を発揮。
日本産機新聞2025年9月20日号
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