15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]
中村製作所が、測定経過を
記録できるトルク表示器を開発
正確なトルク選定が可能
測定機器メーカーの中村製作所(東京都品川区、03・3775・1521)はこのほど、トルクを波形で記録するマルチ表示器「DRT」を開発した。来年春の発売を予定している。正確なトルク選定が可能。TEDS対応センサを採用し、工具の校正や交換が簡単に行える。
「DRT」は、トルクを波形で記録し、経過を目で確認できる。トルクの掛かり具合やワークの状態の変化が分かるため、適正なトルク値が参考値をもとに算出せず、より正確なトルク選定が可能。破壊試験や工具検査などボルト締結の分析・解析にも応用できる。
また、表示器と工具を繋ぐセンサは、校正データなどが自動で読み込まれるTEDS対応を採用。工具交換時の校正作業が要らず、作業時間の短縮や確実な測定ができる。センサ付き工具は受注生産を予定しているが、今後は標準品も揃えていく。
最大16個までのワーク設定が登録可能。新規事業開発本部の武藤浩晶課長は「1台で何台分ものトルク分析器として機能し、トータルコストの削減が期待できる。今までにない製品なので、使い方によって様々な可能性が広がる」。
日本産機新聞 平成27年(2015年)1月5日号
[ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事
国内外からロボット関連企業・団体が一堂に会する国際ロボット展では製造業や建設業を支える最先端のスマートプロダクションロボット(産業用ロボット)をはじめ、ロボットにAMRや多様な装置を組み合わせたロボットシステムによる現場 […]
NC旋盤用チャック、研削盤のダイヤフラムチャック、マシニングセンタのシリンダ内蔵チャックなど最高の機能と品質を持ち併せた特殊仕様『デザインチャック』を手掛ける帝国チャック(大阪府八尾市)は創業100周年を迎えた。自動車を […]







