ミスミグループ本社は4月から、自動販売機による間接材の調達コストを削減するサービスを開始した。ユーザーの工場に自動販売機を設置し、発注頻度の高い商品を中心に販売する。発注や在庫の手間、不正な商品の購入防止につなげる。間接 […]
この人に聞く2015
フクダ精工 岩崎 秀明社長
目標は、知恵を絞り、工夫を重ね、努力を積むことでいつか達成できる。そしてその経験が自信へとつながる。今年の当社の行動指針は「本気」。社員全員が目標へと向かって、なんとしても成し遂げようと取り組んで欲しいという思いを込めました。
もちろん本気で仕事をしない社員はいません。ですが、これをきっかけに、本気で仕事と向き合っているのかを見つめ直して欲しい。最後まで諦めずに知恵を出し、試行錯誤したかどうか。社員それぞれの長所を生かし、力を合わせて、出来る方法を考えたか。
当社は切削工具のメーカー。製造なら、いかに生産効率を高めてサイクルタイムを短縮しコストダウンする方法を考える。営業ならば、より多くの受注を頂けるように提案力を高め、日々の活動も見直す。常に前を向いて果敢に挑戦して欲しい。
ただ、行動指針を「本気」としたのは、本気で目標達成を目指すことが、考えたり、協力したりする発露になって欲しいとも願っているから。本気で取り組めば、知識を高め、技術を磨き、アンテナを張り情報を集めなければいけません。そして社員や取引先など外部の方々とも意見を交わし連携していかなければならない。
そうして本気で仕事に向き合えば、そのプロセスで新たな知識や経験を得て、次の課題解決の糸口も見つかるはず。会社の競争力の源は人。人の成長なくして事業の発展はあり得ません。本気を今年のテーマとして取り組むことで社員、そして私自身も進歩し未来を切り拓きたい。
日本産機新聞 平成27年(2015年)2月15日号
物流強化に動く卸商社 卸商社の機能として昔から言われる「人・モノ・金・情報」。中でも、近年は「モノ」である物流機能の強化に動く卸商社が増えている。 背景の一つには顕在化してきた「物流2024年問題」がある。いまや配送業者 […]
機器と電気の知見を融合 伝導機商社のタツタ(大阪市西区、06・6538・3131)が制御や電気関連に強い企業のグループになって1年半。社長に就いて約1年を経て、碓井克久社長は「それぞれの強みである機器と電気の知見を融合さ […]