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この人に聞く2016 サンドビック
カンパニープレジデント 高屋 政一氏
チップ強化でシェアアップ
―2015年を振り返って。
昨年は約1兆4800億円にのぼる工作機械受注に牽引され、切削工具業界の売上も伸ばした。代理店経由の売上も堅調な伸びを示している。
―貴社にとっては。
社内で精査すると、増加している部分と減少している部分があることが判明した。減少した部分については、ユーザーが海外に拠点を移したケースあるいは競合他社に取られたケースが考えられる。これをいかに失くしていくかが今年の方針。
―今年の方針は。
売っていく工具は何か、どこの市場を狙うのかを色々検討している。工具では、やはりチップの強化が絶対だ。そうなると、課題はユーザーに工具提案して採用されなければならないので、加工に困っているユーザーをいかに見つけ、対応できるかが問われる。それには販売店の協力が必要不可欠。加工に困っているユーザーは沢山あると聞く。その情報を元に、即対応しフォローしていくことが基本。今後、国内で残るユーザーは難しい加工課題を抱えているだろう。販売店が提案したくても難しいものであれば、それに協力する会社としての役割がある。
今年度は多少組織変更も行った。営業本部は名古屋本社にあるが、西日本にも営業本部人員を配置するなど、地域マーケットの動向や特性によって、販売戦略などを考える体制を構築する。
―切削工具の将来は。
ネット通販によって買い方が変わったが、最終的に大きな変化は見られない。今も工具は1個、1個買って納品する流れになる。当社には工具管理システムもあるが、ユーザーの工具室そのものを管理するようなシステムを検討するようになれば、大きな変化が起きると思う。
◼︎サンドビックHP
日本産機新聞 平成28年(2016年)2月25日号
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